Access2010で削除される予定の機能

投稿者: | 2010/03/10

今年発売される予定のAccess2010で削除される機能。

Access 2010 での変更点

カレンダー コントロール (mscal.ocx)

Access 2010 では、Microsoft カレンダー コントロール (mscal.ocx) は使用できなくなりました。代わりに、Access 2010 の日付選択コントロールを使用できます。以前のバージョンの Access でカレンダー コントロールを使用していたアプリケーションを Access 2010 で開くと、エラー メッセージが表示され、カレンダー コントロールは表示されません。

Microsoft レプリケーション競合ビューアー

Access 2010 では Microsoft レプリケーション競合ビューアーは使用できなくなりました。同等の機能として、データベース レプリカ セットの ReplicationConflictFunction プロパティを使用して、同期の競合を解決するカスタム プロシージャを作成できます。詳細については、「ReplicationConflictFunction プロパティを使用する方法」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=165394&clcid=0x411) を参照してください。

スナップショット ファイル形式

Access 2010 では、レポートをスナップショットファイルとしてエクスポートする機能は使用できなくなりました。元のレポートのレイアウトと書式を維持するには、スナップショットファイル形式の代わりに, .pdf ファイル形式と .xps ファイル形式を使用できます。

データ アクセス ページ

Office Access 2007 以降、データ アクセス ページを作成、変更、またはインポートする機能はサポートされなくなりました。ただし、Office Access 2007 データベース内のデータ アクセス ページ機能自体は有効でした。Access 2010 では、データ アクセスページが含まれているデータベースを開くことはできますが、データ アクセス ページは動作しなくなります。データ アクセスページを開こうとすると、Microsoft Office Access ではデータ アクセスページに対するこの操作はサポートされていないことを示すエラー メッセージが表示されます。

データ アクセス ページを使用する代替方法として、Web データベースを作成し、Access Services を使用して SharePoint サイトに発行する方法があります。

Lotus 1-2-3、Paradox、および Jet2.x の IISAM

Lotus 1-2-3、Paradox、および Jet2.x の IISAM (インストール可能な索引順次アクセス方式) は、Access 2010 では使用できません。これらのいずれかの IISAM について、リンク、インポート、またはエクスポートを行う必要がある場合は、Office Access 2007 以前のバージョンを使用してください。Jet 2.x データベースに対するリンク、インポート、またはエクスポートや、Lotus 1-2-3 または Paradox へのリンク テーブルの選択または貼り付けを試行すると、次のどちらかのエラー メッセージが表示されることがあります。

  • インストール可能な ISAM ドライバーが見つかりませんでした。
  • この操作は、この種類の IISAM ではサポートされていません。
    この操作を実行するには、2007 Microsoft Office system 以前の
    バージョンを使用してください。